これからプロのカメラマンになりたい人に伝えたい、 カメラマンに必要なメンタル7つ

カメラマンになって2年目の「かねくらひろき」です。

まだまだカメラマンとしてはスタートしたばかりですが、色々な現場で撮影した経験から、「技術があってもメンタルが弱いと、本番で100%の力を発揮できない」と感じた場面がいくつもありました。

メンタルが弱いと不測の事態や予想外のことが起きた時に、慌ててしまってパニックになり、頭が真っ白になってしまいます。

何が起こってもブレない心

常にこのメンタルを目指したいものです。

このようなメンタルを目指すために、僕が意識していたことを7つご紹介します。

心に余裕を持つ。

カメラマンを始めたころ、僕は仕事で明日できることはついつい後回しにしてしまって、その結果、撮影の当日に「あれがない」「これがない」と焦ることがありました。

そして自分の日常生活を振り返ってみても、面倒臭がって後回しにしてしまうことが多いことに気が付きました。
普段の生活から後回しにせずに行動をしていく癖をつけることができれば、仕事でも自然にそうなると思います。

先延ばしにせずに、その日のうちにやることを終わらせることで、日々の生活や仕事でも心に余裕が生まれてくるはずです。

冷静でいる。

今ではマシになりましたが、撮影の時に突然の予定の変更や自分の頭の中にない想定外のことが起きてしまったら、僕は焦ってしまい周りが見えなくなることがありました。

「どうしよう...」
「何をしたらいいか分からない...」
という状態になってしまって、パニックになってしまいました。

ですので常に何が起こっても冷静でいられるメンタルが必要だと思いました。
冷静でいるためには、自分を客観的に見ることが必要です。

「自分は今どんな状態か?」
自分のことを俯瞰して見る第三者の立場として自分の状態を観察してください。

俯瞰は、建物の2階から見下ろすようなイメージです。
そうすれば自分の周りの状況も把握できて、冷静さを保つことができるはずです。

考える力をつける。

撮影はとっさの判断で「何が必要か?」を判断して撮影しないといけません。その瞬間を逃してしまったら、後から撮影する訳にはいかないですよね。

僕も撮影が終わってから、社長に「どうしてこう撮影したの?」と言われて、答えられないことがありました。

感性や直感で動きやすいクリエイターといえども、なんとなくで撮影するのではなくて、自分が相手に撮った理由を具体的に、明確に説明できる力が必要だと感じました。

そのために自分は、仕事以外の日常でも考えたり、どんな些細なことにでも疑問を持つようにしています。

もし今の自分に関係ないことでも、興味がなくても、「どうしてそう思うのか?」という疑問から考えを深掘りしていきます。

そうしたことを日々意識していると、段々と知識も増えていって物知りになります。そしてそれが自分を不安や恐怖から身を守る盾になるのです。

深呼吸をする。

僕は撮影当日に焦ってしまうと、呼吸が浅くなり、酸欠に近い状態になることがよくありました。その時は、一旦深く息をはくと自然と深い呼吸になるので心が落ち着きます。

焦りはメンタルを崩壊させます。

パニックになり、冷静さも失って自分を客観的に見ることも、考えることもできなくなり、自分の中にある負の感情をコントロール出来なくなってしまいます。

その結果、仕事が終わった後に…
「自分はダメな人間なんだ…」
「この仕事に向いていないんだ…」
と、一人の時にネガティブな感情が膨れ上がって、どんどん悪循環に陥ってきます。

もしあなたがキレやすかったり、我慢が出来ないなど感情のコントロールが苦手な場合は、日常生活から深い呼吸を意識してみてください。

失敗を悪い意味で終わらせない。

僕は元々何でもネガティブに物事を考えてしまうクセがあります。

ですのでせっかく相手が自分の為に注意してくれたことも、悪く捉えてしまって落ち込んだり、相手を恨んだりすることがよくありました。

ですがあるとき、そういう視点では僕は幸せになれないと思いました。

「失敗は成功の基」という諺にある通り、失敗は経験なんです。
失敗は、あなたが逃げないで立ち向かった勲章なんです。
その失敗という経験値が積まれてレベルが上がるんです。

本当の失敗という意味は、「敗けることを失う。」だと自分は思います。

失敗を恐がらないでください。
逃げないでください。

失敗はレベルアップの経験値です。
レベルが上がれば、新しい魔法や特技を覚えます。
そしてきっとラスボスにも勝てます。

失敗は財産なんです。
どんどん失敗していきましょう。

撮影当日までに必要な準備をしておく。

僕は、昔からギリギリにならないと動かないような人間でした。

そのせいでカメラマンの仕事をやりだしてからも、油断する性格が災いして、前もって事前に準備をしていたら問題なかったことも、自業自得でピンチになることがありました。

ですので、今では事前準備の重要性を痛感しています。

事前準備は、撮影当日に使う機材や予備、あとは万が一使えないものがあった場合、代用品を用意するとか、現場の下見や、参考になる映像や記事を見たりしています。

③で書いたように普段から考える癖を身につけておけば、色々な想定をして準備ができますから、滅多なことではメンタルはブレないと思います。

成功は段取り八分という名言があります。

「物事は、段取り、つまり準備がしっかりできていれば、8割がた仕事が終わったも同然である。」という意味です。

本番は準備に比べたら一瞬なので、事前準備をしっかりしましょう。

しっかり準備をしたら、後は運を天に任せる。

①~⑥までしっかりやっていて、
「今日の撮影は失敗なんてあるわけがない。」
「今日の撮影は大丈夫な気がする。」
と、自分は時々このように思うときがあります。

ですが、何故か自信がある時に限ってイマイチな結果になることがあります。それは、予想外の出来事がそれでも起こるからです。

例えば天候が不安定だったり、仕事仲間が体調不良になったり、メンテナンスをしたはずなのに機材のトラブルが発生したり、災害など予期せぬことで仕事自体がなくなることもあります。

どうしても運が絡んでくることもあるので、そんな時は、
「大丈夫!何とかなる!」
と、今まで準備をしてきた自分を信頼して運を天に任せると妙な安心感が生まれます。

そして、この現象から、自分は何が学べるだろうか?
と自分に問いかけてみてください。

例えば、「自分の初心を思い出させてくれるためのメッセージかもしれない」
そう考えてみるだけで、気持ちが楽になります。

まだまだ経験は浅い僕ですが、それでも初心を忘れずに仕事をしていきたいと思いました。

以上、僕が思う、カメラマンに必要な7つのメンタルは、

  1. 先延ばしにせずに心に余裕を持ち、
  2. 自分を客観的に俯瞰して見る冷静さを保ち、
  3. 色々なことに疑問を持って考える力をつけ、
  4. 焦ってパニックにならないように深い呼吸を心がけ、
  5. 失敗は、「敗けることが失われていく経験で、いつか成功に繋がる。」とポジティブにとらえ、
  6. 本番に備えて①~⑤を積み重ねていくという準備を繰り返して、
  7. 不測の事態が起きたときは、自分に対するメッセージを考えてプラスの見方をする。

この7つのことが、2年足らずですが、僕が実際にカメラマンとしてやってきた経験から、カメラマンに必要なメンタルだと思いました。

どんな仕事も楽しいだけとはいかないものですが、
僕はカメラマンという映像と写真という仕事に価値を感じています。

誰かのために撮影した映像や写真が、もしかしたらその人の家で100年、1000年と時代が経っても受け継がれて永遠に残るかもしれないと思うと、カメラマンって仕事は良いなと思います。

初めて書いた記事ですが、
ここまで読んでくださってありがとうございました!

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この記事を書いた人