スマホで撮影した動画を、iMovieとEDIUSで映画風に編集してみました。

こんにちは!福島県の郡山市でカメラマンになって2年目の「かねくらひろき」です。

今回はスマホで撮影した動画を、スマホアプリのiMovieとパソコンの映像編集ソフトEDIUSで映画風に編集し、比較して分かったことや気づいたことを書きます。

またスマホで撮影したデータを直接EDIUSに入れることが出来ませんでしたので、今回はスマホのアプリのGoogleフォトにデータを保存して、パソコン版のGoogleフォトからダウンロードしました。

動画の編集に関しては、iMovieの中だけ、EDIUSの中だけに限定して、外部のツールの力を借りることをせずに、僕なりに比較して検証してみました。

今回比較に使う動画は、何気なくその場で撮影した風景動画です。
その同じ風景動画をiMovieとEDIUSでそれぞれ別で編集しました。

両方とも同じ動画だとわかるように、最初の数秒は何も手を加えてない動画を流してから、iMovieとEDIUSで編集しました。
そして2つの動画とも、どちらで編集したのか分かりやすいようにテロップで文字を打ち込んでおります。

今回の記事は、下記の3つのポイントを書いていきます。

iMovieを使ってみて気づいたこと、分かったこと

僕がiMovieで編集した動画は下記のものです。

iMovieの動画の編集で意識したところは、「映画でありそうな表現を動画に加えることが出来るのか?」ということでした。

今回の動画では、時が止まるシーン、昭和っぽい背景、BGMに合わせて映像もスピードを早くするなど色々な編集オプションがあったので感激しました!

無料でダウンロードできて、たくさんのオプションもついており、なによりスマホで撮影した動画をお手軽に編集できるところが良かったです。

EDIUSを使ってみて気づいたこと、分かったこと

僕がEDIUSで編集した動画は下記のものです。

EDIUSの編集で意識したところは、「iMovieで出来なかった部分がEDIUSなら出来るのか?」という視点です。

その結果、レターボックスを追加したり、動画そのものにエフェクト(加工すること)をつけて残像っぽくできました。
ちなみにレターボックスとは、下の写真のように上下に黒帯を付けた劇場用映画のような横長画面のサイズのことです。

そして先ほどのiMovieでは背景を昭和っぽくしましたが、EDIUSではさらにプラスして動画にフィルターを入れて、よりリアルに昭和当時の動画に近づく加工にできました。

そしてiMovieでは現場音の音量の強弱は変えることが出来ましたが、EDIUSでは現場音そのものの音質をイコライザーで変えることが出来ました。

イコライザーは現場音の余計な周波数の音をカットしてノイズを軽減できたりしますので、これも使いこなせると雑音で聞こえにくい音質の悩みも解決できると思いました。

iMovieとEDIUSで実際に比較してみた感想

僕はまだまだ2つの編集ソフトを100%使いこなせるとは言えませんが、そんな僕でも2つの編集ソフトの個性が少し分かって良かったです。

僕が思うiMovieの良さは、編集の基本的なオプションがたくさんそろっているところです。
中でも僕が個人的に好きなところは、BGMが色々とそろっていて動画に合ったものを選べるところと、スマホで撮影した動画をすぐに編集できるところです。

僕が思うEDIUSの良さは、動画のレイアウター(動画や写真の大きさを変更できる場所)を変えてレターボックスのように表現したり、エフェクトで動画に視覚効果を入れて、自由自在に動画の性質を変えられたところです。
中でも僕が個人的に好きなところは、動画、音量など、1つに対して細かく調整出来て、痒い所に手が届くところです。

以上です! 2つともそれぞれ違った個性があって楽しかったです!

今回はiMovieだけ、EDIUSだけで編集して外部のツールに頼ることなく比較していきました。
それぞれ個性はありますが、やはりEDIUSの方がパソコンで編集しやすく、外部ツールでできることを増やしていけると思いました。

因みに弊社では、音楽も制作しておりますのでオリジナルの音楽をEDIUSに入れることもできます。
僕が作った母の日のビデオメッセージも、普段の映像制作もEDIUSで編集しています。

iMovieの編集では物足りないけど自分で編集することができない方がいらしたら、プロに頼むのも良いと思います。
スマイルピクチャーズの映像に興味がある方は、ぜひ弊社のサイトから色々なサンプル映像をご覧ください。

ここまで読んでくださってありがとうございました!

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