福島や神奈川でカメラマンとして働きたい人へ、動画や写真などの映像を撮影するときに必要な身体能力4つ

こんにちは!福島県の郡山市でカメラマンになって2年目の「かねくらひろき」です。

まだまだカメラマンとしてはスタートしたばかりですが、色々な現場で撮影した経験から、「メンタルだけでも技術だけでも乗り越えられない、身体能力の壁」を感じた場面がたくさんありました。

しっかりとした技術力と強いメンタル、そして自分自身の身体能力があってこそ、満足のいく撮影ができるのだと思いました!
前回はメンタルについて記事を書かせて頂きましたが、今回はカメラマンに必要な身体能力について書かせていただきます。

僕が撮影をするときに大事だと感じた身体能力を4つご紹介致します。

筋力

ここでの筋力は、「腕の力」と「立つ力」のことを指します。
僕も腕の力が足りなくて映像がガタガタと手ブレして揺れてしまったり、足の力が弱くて立ち続けることが苦手で、動画が揺れてしまうことがあります。

動画では三脚で撮影することもあり腕の力を必要としなくても大丈夫な場面もありますが、どうしても自由自在に動くことが出来ず、動きが制限されて撮影できる範囲も限られてしまうことがあります。

そこで、カメラを手で持ちながら撮影するハンディー撮影があります。機種にもよりますが、カメラ自体が軽いものではないので、人によっては重く感じてしまうこともあります。

ハンディー撮影で人の話を10分くらいずっとブレないように体と腕を固定させておかないといけない場面もあるので、途中で力が尽きないようにするために筋力が必要になってきます。

腕立て伏せや、座るより立つなど、日ごろから簡単に取り入れられるような運動を取り入れて、筋力を高めていきましょう。

瞬発力

簡単にいうと、カメラマンの動作の速さのことです。

これがないと、例えば動画の撮影中や写真撮影の場合でも、誰かの話しや出番が一瞬で終わるようなときに、カメラマンの動きが遅いと間に合わなくなってしまいます。

僕も動き出しでもたついてる間に、撮りたいシーンが終わってしまうこともたくさんありました。

僕は動きが遅かったりするので、分かっていたのに間に合わなかったときのネガティブな気持ちはたくさん経験しています。
大切な一瞬を逃さないためにも日常から瞬発力を鍛えていきましょう。

持久力

幼稚園行事やイベント、舞台撮影などは丸一日、場合によってはお泊り保育などは2日間、長時間ずっと撮影し続けなければならない仕事もあります。

そこで撮影技術の高さとメンタルの強さだけでは超えられない壁が出てきます。それが、カメラマン自身の持久力です。
どんなに自分の能力が高くても、それを長時間使いこなせるほどの体力がなければ意味がありません。

僕の場合だと幼稚園の運動会がキツいです。
とにかく走り回ったり、ゴールに先回りしたりするので大変です。持久力がなくてバテていたら、貴重なシーンを撮り逃してしまいます。

ですので、日常からなるべく車や自転車に乗らずに徒歩で職場に向かったり、エレベーターより階段を使ったりなど、走り回っても疲れづらくなるように体力をつけることが、カメラマンの持久力を高めることに繋がると思います。

観察力

動画や写真などの映像は、その時の撮影現場の状況を見て、

「次に何が来るのか?」
「次に何の映像と写真が必要なのか?」

と、周りの状況を観察して色々な情報を集めて、あらかじめ事前予測を立てることも大切です。

視野が狭いと、それだけ撮影現場で先手を取って先回りすることが出来ず、その場の状況の変化に後手になってしまいます。
自分も観察力のなさから、自分が撮影しているシーンとは別の、撮らないといけないシーンを見逃してしまうこともありました。

重要なシーンは、1つだけとは決まっていません。
見落としがないように、日ごろから周りの様子を観察して、周りの些細な変化に気づけるように、広い視野を持って観察力を鍛えましょう。

以上、僕が思うカメラマンが撮影の時に必要な4つの力は、

  1. 腕立てや、なるべく立つことを意識して筋力をつけて、
  2. 日常生活からメリハリのある生活を心掛けて瞬発力を伸ばし、
  3. 普段から運動をすることで持久力を高めて、
  4. 広い視点を持つために、周りの様子を注意深く見る観察力です。

まだまだ未熟ではありますが、僕が実際にカメラマンとしてやってきた経験から、この4つが撮影に必要な力だと思いました。

僕は、写真や動画などの映像は、絵画などの芸術に通じるものがあると思います。
そこに当てはめると、自分が撮影した写真や動画は、誰かの芸術作品として残り続けると思います。

「この写真と動画は素晴らしいものだっ!」
と、自分が作ったものが色々な人に広まって、世間から評価されたら嬉しいですよね。

ですので、そんな素晴らしいと思ってもらえるような作品を作っていけるように、日ごろから自分自身を高めていきましょう!

ここまで読んでくださってありがとうございました!

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