日曜日の初耳学「チームラボ 猪子寿之」さんのお話

先日、MBS 毎日放送「日曜日の初耳学」でチームラボの創設者、猪子寿之さんが出演されていました。

猪子さんは田舎の自然が多い原生林がある場所で育ち、祖母がプロテスタント、母が真言宗、父は科学という、家族で言うことがバラバラな家庭で育ったそうです。

しかし、猪子さんはそのような環境に戸惑い、混乱しながら育ってきたことにより「人間は多様なんだ」と、子供ながらに思ったそうです。

そうした人間の多様性や、それぞれ個性が違う人が集団になって生活していくこと、田舎の原生林で立体的な森の中で自然を体感して世界の認識も変わった体感から、アートによって世界の認識を変える、境界をなくした世界を作る、長所や短所の違う専門家がチームという集団になって作品を作って発表するような、今のチームラボに通じるものが出来上がったのだと思いました。

また、人間は見ているものを認識しているのではなく、自分が認識している世界だけしか見ていないこと=認識していないものは見えていないことや、テレビ、本、スマホ、勉強を通して、頭の中で世界を知った気になったり理解するのではなく、身体を動かした具体的な体験が世界の認識を拡げるのだと言っていました。

人は言語によって物とモノの境界を分けて独立させて、「これとこれは関係ないもの」と認識させて、考え方や感じ方や世界の認識を狭めてしまうので、自分の好きなもの意外にも興味と関心を持つこと、食わず嫌いを無くしてノージャンルになることで創造性が発揮されるのだと思いました。

確かに全ては神様が作ったものですから、宇宙も地球も自然も人間もあらゆるモノが「全ては神様の創造物」なので、猪子さんのように、世界は連続し合って関係し合っている境界のない1つの世界なんだと共感しました。

僕も他人の評価や常識を軸にせずに、ノージャンルで色々なモノをインプットして、それらをアウトプットして実践して体感し、「自分にとって意味があるもの」を失敗しても続けて、自分にしか出せない世界観を表現していきたいと思います。

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