金藏明樹 こんにちは！福島県の郡山市でカメラマンになって2年目の「かねくらひろき」です。
今回は、前回、映画風に動画を編集した際に、使用した機能をご紹介したいと思います。
前回ご紹介した動画👇
僕が実際にiMovieのプロジェクト画面で使用した機能は下記の通りです。
1.インスペクタ
2.トランジション
3.アフレコ
4.サウンドトラック
それでは、一つ一つ解説していきます。
1.インスペクタ
動画クリップをタップすると画像の一番下にインスペクタ（メニュ₋画面のようなもの）が表示され、そこには5つのボタンがあります。
左から順番にご紹介致します。
①アクション（はさみマーク）
②速度（時計のようなマーク）
③オーディオ（スピーカーマーク）
④タイトル（T）
⑤プロジェクト設定（3つの重なった丸）
こちらも、一つ一つ解説していきます。
①アクション（はさみマーク）「分割」
分割でタイムライン内の動画クリップをタップして（クリップの周囲に黄色の枠線が表示されます）再生ヘッド（白い縦線）から左右に動画クリップが分割されます。
そして、次に紹介していく様々な効果を動画クリップごとに入れていきました。
②速度（時計のようなマーク）「フリーズとピッチ速度」
このフリーズを使って時を止めるような効果を動画クリップに入れました。
ピッチ速度ではウサギとカメの絵が書かれているメモリの範囲内で2倍速を選んで、車が早く動く効果を動画クリップに入れました。
③オーディオ（スピーカーマーク）「ミュート」
②速度でフリーズさせたクリップの音を0％にすることでミュート（無音）にすることができます。
時間が止まっているような演出効果を分かりやすくするために使用しました。
④タイトル（T）では「ライン/タイトル」
ラインタイトルだとタイトルを2つに分けて書くことが出来ます。
ラインタイトル以外のタイトルの場合ですと、
「スマホアプリのiMovieのみで動画を映画風に編集してみました。」
というように改行も出来ずに1行になってしまって読みにくくなってしまいます。
そこでラインタイトルを使用して2つの文章に分けてタイトルを書きますと、
「スマホアプリのiMovieのみで
動画を映画風に編集してみました。」
というように左から右に目線を動かさなくてもすむのでタイトルも読みやすくなります。
そしてEDIUSと比較する際に、どちらがiMovieで編集した映像なのか？も分かるようにする為にもタイトルを付けました。
⑤プロジェクト設定（3つの重なった丸）「背景の視覚効果変更
②速度で施したフリーズで時間が止まっているような表現も視覚的に伝わるようにしたかったので、ドリーミーという背景（映像の両端に白い霧がかかる）をフリーズ、ミュートと組み合わせて、より一層伝わるようにしました。
他にはウェスタン(背景が夕焼けっぽく見える)で昭和風なレトロ背景を変えることもできます。
インスペクタについてはこれで終わりとなります。
２.トランジション
トランジションは、分割したクリップとクリップの間に挿入する切り替え効果のことです。
分割したクリップとクリップの間には「｜」が表示されます。
それをタップしますと、「テーマ」「ディゾルブ」「スライド」「ワイプ」「フェード」と5つの切り替え効果が選べます。
今回は「テーマ」を選び、右下の歯車マーク（スピーカマーク横）をタップし、テーマを「明るい」にしました。
フラッシュして映像に光が画面いっぱいに現れて、まるで時間を止める魔法がかかったかのような効果にしました。
3.アフレコ
編集画面の中央左の「＋」を押すと下のほうにアフレコがあります。
アフレコを使用した理由は、このままですと、先ほどトランジションで追加した光の効果が急に現れるため、見ている人が混乱してしまいます。
そこで
「時間よ止まれー！」
「元に戻れー！」
などの音声を収録してアフレコすることで、見ている人が次に起こることをあらかじめ予測出来て、混乱することなく心の準備をすることができます。
4.サウンドトラック
サウンドトラックは、編集画面の中央左の「＋」を押した後のオーディオの中にあります。
サウンドトラックでは2曲使用しました。
1曲目は時間が止まる前の車が普通のスピードで走っている映像です。
ここではのんびりとドライブを楽しんでそうなBGMを選びました。
2曲目は時間が止まった後に車が2倍速で走っていく映像です。
こちらでは、カーチェイスしているようなスピード感のあるBGMを選びました。
終わりに
以上で、僕がiMovieで映画風に編集した際に使用した機能についての話を終わりたいと思います！
30秒くらいの何気ない風景動画ですが、上記のような工程を踏みますと様変わりしていきます！
弊社の映像も様々な効果を使って映像を、「より感動的に」「より楽しく」「より面白く」といった映像や写真を活かす作品を作ってお客様にお届けしています。
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ここまで読んでくださってありがとうございました！